こんばんは。
1990年に始まったセンター試験も、今回で30回目なんだそうですね〜。
受験生の保護者の皆様は、大変な週末なのでしょう…。
センター試験だった方も、そうでない方も、今週もお疲れ様ですッ!!!

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今日は、何度か描きかけては断念した話を載せてみます〜。

イタリアから帰ってきて、日本のスーパーで感じたことについて。

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なかなか上手く描けなくて、7枚になってしまった…。毎日漫画の描き方を模索しては、難しいなと思う日々です…。
(あと途中からお客のご婦人の髪が伸びてるわ…なんでや…)

※いつものことながら、これはあくまで個人的な意見を漫画にしたものです!!

○イタリアでたくさん見た、「その場で怒る人々」

たったの数年ではありましたが、イタリアに住んでみて驚いたのがこのことでした。

店員さんとお客さんのバトルも数多く目撃しましたし、お客さん同士、通行人同士、電車の中での乗客同士……etc...
果ては飛行機の中で、乗務員と乗客がケンカになったこともありました。

イタリアに限ったことではありませんが、私は当初
「なんてケンカが多いんだろう?日本でこんなにケンカを見かけることってないのに。」
とびっくりしていました。

でも、帰国してみると、「怒りの表し方が違うだけなのでは?」という疑問が頭の中に浮かび始めたのでした。ケンカという表現も少し違ったのかもしれない…。

そう、日本ではケンカではなく「店員さん側が一方的に言われっぱなし」という光景はよく見るじゃないか…。あれと同じで、単に相手も自分の言い分を返すから、「うわ〜〜、ケンカしてる!」と目立って見えるだけなのでは?などと思ったのです。
そして、日本では、理不尽なことがあっても、内に溜め込む人が多いのかもしれないなと。
(個人的意見ですけれども!!!)

○日本の過剰なサービスの行く末

先日、こんな記事を読みました。

たぶん世界一大変な日本のサービス業

マレーシアで編集をやっていらっしゃる方の記事でした。

この方がこの中で仰っていた、
多分ね、小学校からずーっとみんなで我慢の練習をしてきて、職場でも嫌なことを我慢して頑張っていると、誰かが楽しているのが許せなくなるんですよ。「そんなの私は許されてない! ズルい!」ってわけです。だから、サービス業経験者が同じサービス業に厳しくなる。そして、全員がどんどん厳しい方に平等に追いやられていく。
という言葉にうなずいてしまいました。
接客業をしていて理不尽な目に遭ったとき、私はこれまで「みんな我慢してるんだし」と思ってやり過ごしてきました。
(突然恫喝してくるクレーマーとか…)
そして、時給がどれだけ安かろうとニコニコ笑顔で、悪くなくても「申し訳ありません!」と謝りながら、働いていました。

でも、イタリアに住んでみて、考えは少しずつ変わりました。

いつだったか、さっきの漫画に描いたように店員さんとお客さんがケンカになったのを目撃した時、お客さんが店員さんに対して失礼な物言いをしたんですよね。
そしたら、店員さんは「私だって人間だから、そういう言い方をされると不愉快だ!」と言い返したんです。

それを見て、ああ、私って今まで働いてきて、あんな風に怒ったことないな…と思ったのでした。
その根底にあるのは、先程リンクを貼った記事にあるような、幼い頃からの我慢の練習かもしれません。


2020年も目前。

日本で働く外国人を見かけることも多くなってきました。新しい時代、「頑張りすぎない」働き方が認められるようになるといいなぁと思います。
何もズルをしているのではなく、理不尽なことには理不尽だと言ってもいい、我慢のしすぎを相手に強いなくてもいい。

…私は娘に、そういう世界で働いて欲しいなと思います。


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今日も長々と個人的意見を書きなぐってしまってすみません…。

クレーマーに頭を下げ続けている若い女の子のバイトさんを見たりして、「あぁ、あれがもし娘だったら…」と思ったりして、なんだか色々と考えてしまったのです。

皆様はどうお考えになりますか?

おわり。

ベルメゾンネット